今年度も徳島県警察本部より講師先生をお招きして実施しました。
日時:令和6年8月16日(金)14時から15時30分
対象者:本校全職員(必修研修)
講師先生:徳島県警察本部警務部 企画・サイバ-警察局
サイバー戦略推進課課長補佐
徳島県警部 柘原 勇人 様
講演概要:①サイバー空間の脅威情勢
②少年犯罪(サイバー事案)の現状
①では徳島県での発生事例等にも触れながら全国的な発生状況について学び、フィッシングなどの犯行ツールを利用して、インターネット不正バンキング・クレジット不正利用・ランサムウエア被害など多種多様なサイバー犯罪が国境・県境関係なく起きる身近な問題であると再認識できました。ランサムウェア被害ではVPN機器からの攻撃で行われ、セキュリティの脆弱性があるところから侵入してくることを学びました。
②では現在はスマホ1人1台の時代で、誰でも・いつ・どこでも犯罪を犯すことができる時代になっており、不正ログインをはじめ、闇バイト・キャリア決済等少年の周囲を取り巻く危険な因子について多くのことを学ぶことができました。遊び半分で行う軽はずみな行動で検挙されることがあり、スマホ等の機器の取り扱いに注意し、家族で話し合うことの大切さや、どういうことが犯罪になるのかを知ることの大切さを学びました。
講師先生には具体的な事例を示しながら、わかりやすくご説明いただきました。受講した職員一同、自らのこととして危機意識を持ち、情報セキュリティの実施に取り組むことができそうです。
最後になりますが、講師の柘原勇人様、講師を派遣していただきました徳島県警察本部様に感謝申し上げます。ありがとうございました。職員一同、講演内容に留意し、今後の教育活動に取り組みたいと思います。