8月10日に、特別支援教育夏季研修会を実施しました。今年度は、「こどもの発達研究室きりん」より、相談支援専門員の篠宮隆先生をお招きして、障がいのある子供が就学前にどのような発達支援を受けて就学に至っているのか、学齢期にどのような福祉サービスが利用できるのか等の最新情報について教えていただきました。また、日常生活や遊びの中でできる臨床観察や具体的な指導法についてもご紹介していただき、実践に結び付く有意義な研修となりました。

　研修会の後、板野郡・鳴門市の小学校・中学校の特別支援教育コーディネーターの先生による情報交換会が行われました。近隣校の先生方が同じグループとなり、各校での取り組みの様子や困っていることを互いに伝え合い情報を交換することができました。

     ８月21日、 関西国際大学教授　中尾繁樹氏を講師にお招きし「発達障害を感覚運動の視点でとらえる」というテーマで講演会を実施しました。
　 感覚運動の視点で、子供たちの姿勢や動きの どこにつまずきがあるかの見方や、その対応方法を 実技を交えて学びました。参加者から、今回の講演で学んだことを生かし、2学期から子供の観察・実態把握を大切にして指導していきたい等の感想が多くありました。